大谷2試合連続6号本塁打 五十嵐亮太氏は凡退の2打席に着目「フォームを崩さないのがホームランに」

[ 2024年4月24日 14:55 ]

初回、バットを折られて二ゴロに倒れるドジャース・大谷(AP)
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 ヤクルトや大リーグなどで活躍した野球解説者の五十嵐亮太氏(44)が24日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、23日(日本時間同日)のナショナルズ戦でドジャース大谷翔平投手(29)が放った2試合連続の6号本塁打について解説した。

 4打席無安打で9回の第5打席に臨んだ大谷は、ナショナルズの6番手右腕マット・バーンズに対し、1ボールからの2球目を右翼スタンドのアッパーデッキに運んだ。飛距離450フィート(約137.1メートル)は、ドジャースの選手が放った本塁打では今季最長距離。打球速度は118.7マイル(約191キロ)は今季メジャーの本塁打で最速、大谷自身にとってもメジャー最速という、破壊力抜群の一発だった。

 第2、3打席はともに中飛に終わった大谷。五十嵐氏によると、この2打席が本塁打の布石になったという。「ホームラン自体とても良かったんですけど、その前の凡退、センターフライ2つ、打ち上げているんですが、結構インコースの厳しいボールなんです。ピッチャーからするとそのインコースの厳しいボールを引っ張りにきてくれたら、まだ外のボールを広く見せられるなというところがあるんですけど、凡退の仕方、センターフライの形というのも良かったので、フォームを崩さないのが、ホームランにつながったのかなというふうには思いました」と解説した。

 一時は1割を切っていた得点圏打率は.130まで上がったが、メジャートップの打率.364に比べると大谷にしては物足りない数字。五十嵐氏は「(ロバーツ)監督と話し合ったという話をしていた。大谷選手はもともと早打ちなので、積極的な勝負をするんですけど、ランナーがいる場面で同じようなスタイルじゃなくて、もう少し見極めて欲しいという話だったんだけど、大谷選手は積極的な姿勢を崩さないですよ。崩さない中で結果を残しているので、大谷選手らしさを残しながら結果につなげるところがさすがだなと思いました」と指摘。数字も「絶対上がっていくと思います。状態がいいので」と太鼓判を押していた。

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