三谷幸喜氏がKANさん追悼　亡くなる1カ月前にメール「パリのお土産に…」　好きな曲も明かす

三谷幸喜氏
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　脚本家の三谷幸喜氏（62）が18日、TBS系「情報7daysニュースキャスター」（土曜後10・00）に生出演。。12日に61歳で亡くなったシンガー・ソングライターのKANさんを追悼した。

　KANさんは、三谷氏が監督、脚本を担当した2011年の映画「ステキな金縛り」に出演。三谷氏は歌手・平井堅のコンサートにKANさんや清水ミチコとともにゲスト出演したことがあるそうで、「しゃれっ気のある方で、おっしゃってることのほとんどがジョーク、100％ジョークしか言わないような方」と人柄をしのんだ。

　KANさんが亡くなる1カ月ほど前にメールをもらったそうで、「ご病気だったけどそれを押してパリに行かれて。お土産にチョコレートを買ってきてくださったそうなのですが“お渡しするタイミングがないので平井堅さんに預けておきます”とメールをいただいた」と振り返った三谷氏。KANさんからのメールはそれが最後になった。

　平井とは自宅が近いそうで、訃報を受けて「昨日、平井堅さんに“チョコレートを受け取りに行きたい”と連絡を取ったら“大変申し訳ないけど食べてしまいました”と」というエピソードを明かし、「どうしても我慢できなかったそうで、どんなチョコレートだったんですかね…」と話した。

　三谷氏はKANさんの楽曲で「よければ一緒に」（2010年リリース）がお気に入りだという。「もちろん『愛は勝つ』は素晴らしいと思うのですが、僕は『よければ一緒に』という曲が大好きで、優しさや温かさ、茶目っ気、知性などKANさんの全てが集約されている」と話していた。