イエモン2年ぶりライブ決定 早期喉頭がん根治した吉井和哉が復帰ステージへ 来年4月、東京ドームで

[ 2023年11月18日 08:22 ]

吉井和哉
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 ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」が17日、来年4月に東京でライブを開催すると発表した。早期の喉頭がんの治療を受け、根治したボーカルの吉井和哉(57)が2年ぶりにステージへ復帰する。

 ライブは来年4月27日、東京ドームで開かれる。

 吉井をめぐっては今年10月、早期の喉頭がんと診断され、治療を受けていたことを公式サイトで公表。今年12月28日の日本武道館公演を中止すると発表していた。

 吉井の症状について「2021年12月28日に日本武道館での吉井和哉ソロ公演を終え、喉に違和感を感じたため、年明け早々に専門医の診察を受けたところ炎症によるポリープと診断されました」と、21年末にポリープと診断されたと説明。2022年1月14日のツアー東京公演を最後に、以降の公演を一時中止し、同年2月にポリープ切除の手術を行ったという。

 術後の声出し禁止期間を経てリハビリ期間に入ったが満足に歌えず、半年後に複数の病院を受診。「発声専門の医師の方にしばらく診ていただいている最中に再度ポリープらしき腫瘍が発見されました」と、再びポリープが発覚したため、再度手術を行った。

 「再び声出し禁止期間を経てゆっくりと発声を始めた頃、再び腫瘍らしきものが発見されました。通常の声帯ポリープでは無いのではないかという疑いも生まれる中、10月に3度目となる切除手術を行い、大学病院へ検査を依頼することになりました。11月に出た大学病院での検査結果は早期の喉頭癌でした」と、度重なる腫瘍発覚の中で早期のがんと判明。「この段階ではむしろ早期の発見でよかったというご意見をいただくほどでしたし、治療をすれば3ヶ月ほどで完治するということに何の疑いもなかったので皆様に病名はお伝えしませんでした。すぐに治療を開始することができ、今年の年明けには順調に終了し根治しました」と順調に治療が進んでいたという。

 今夏、新曲のボーカルレコーディングのタイミングで新しいボイストレーニングを開始。だが、レコーディング直後に声がでなくなるなど万全の状態とは程遠く、9月下旬の時点でも満足のいく結果が得られなかったため、「診断や経過をみて、各所とも協議のうえ、今年の武道館で完全復帰を叶えるには少し準備が足りないと判断をしました」と日本武道館公演を見送った経緯を説明。

 ファンへ向け「お待ちいただいた皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、今一度慎重に完全復帰に向かっていくつもりです」と呼びかけ。「前文にも出た新曲は11月に公開される予定です」とし、「久々の、そしてTHE YELLOW MONKEY渾身の新曲になります。最後に、ここに至るまで数々の病院にお世話になりました。都度の判断に後悔や誤判断と思うようなことは一切ございません。今後も関係各所の専門医の方に診ていただき日々のケアをしていきたいと思います」と決意を新たに。「改めてになりますが、年末公演を楽しみにお待ちいただいた方にはお詫び申し上げます。いましばらくお待ちいただけますと幸いです」と理解を求めていた。

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