神田愛花 首相秘書官の差別発言に「正しい知識を与える側…情けないしプロじゃない」

[ 2023年2月6日 09:54 ]

フリーアナウンサーの神田愛花
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 フリーアナウンサーの神田愛花(42)が6日、コメンテ―タ―を務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相の秘書官・荒井勝喜氏による差別発言について言及した。

 荒井氏は3日夜、LGBTなど性的少数者や同性婚の在り方などを巡り「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」と記者団にコメント。荒井氏は経済産業省出身。首相の同性婚に関する国会答弁を巡り、オフレコを前提にした記者団の非公式取材に官邸で応じた際の発言だった。同日夜、同氏は「誤解を与えるような表現で大変、申し訳ない。撤回する」と述べた。首相は4日、「言語道断の発言」とし、荒井氏の辞意を受けての更迭を決めた。

 神田は「荒井さんのような考え方を持っている方というのは、まだ日本にはいるんだろうなってことは分かっているじゃないですか、心のどこかでは皆さん。そういう方って身近に性的マイノリティーの方がいなかったりだとか、その方たちの正しい知識を知るチャンスがなかったり偏見がすごかったりで閉ざしてしまっている方の中には、同じような考えの方がまだいるんだろうなということは分かっているんですけれども、でも荒井さんという方はそういった方たちが1人でも少なくなるように、皆さんに知るチャンスとか正しい知識を与える側」と指摘した。

 そして「そういう方がこういったことを発言してしまうってことはすごく情けないというか、ないと思いますけど過去に性的マイノリティーの方のせいで自分が受け入れたくないという嫌な思いをされているのであれば、こういう発言がもしここに残っているんだとしても、ご自身がされているお仕事とは違う感情なので、それを口にするというのはプロじゃないと私は思いました」と自身の考えを話した。

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2023年2月6日のニュース