春風亭一之輔が新加入「笑点」世帯視聴率15・8% 今年最高&横並びトップの高数字

[ 2023年2月6日 09:02 ]

「笑点」新メンバーとして大喜利に参加した春風亭一之輔(C)日本テレビ
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 大喜利新メンバーとして春風亭一之輔(45)の加入が発表された、日本テレビの演芸番組「笑点」(日曜後5・30)が5日に放送され、平均世帯視聴率は15・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好視聴率だったことが分かった.

 前回の14・9%を上回り、今年最高を更新。同時間帯横並び(後5・30~6・00)ではダントツのトップだった。元日放送の「笑点 お正月だよ!大喜利まつり」で、司会の春風亭昇太が「新メンバーは2月から登場します」と発表。1月29日の放送では「この1年に出演した人気落語家」というヒントも出され、予想合戦が過熱する中、新メンバー発表に注目が集まった。

 オープニングに登場した一之輔は三遊亭小遊三、林家たい平に挟まれた席に正座すると「はい…」とつぶやくように一言。たい平から「第一声、声小せえなあ!」とツッコミを受け、場内は爆笑に包まれた。番組では若かりしころの映像も流され、一之輔は「いやあ、かわいかったですね。どんな苦労をしてきたんでしょう、私は」と自虐も込めて笑わせた。

 一之輔は昨年9月30日に肺がんのため死去した六代目三遊亭円楽さん(享年72)の後任。「笑点」の新メンバー登場は、昨年1月の桂宮治(46)以来となる。昨年9月25日放送の同番組で、一之輔は円楽さんの代役として大喜利に出演。宮治や昇太をいじり倒し、爆笑を誘っていた。

 一之輔は01年に日大芸術学部を卒業後、春風亭一朝に入門。04年に二ツ目に昇進し、前座名「朝左久」から一之輔に改名した。12年3月に21人抜きで真打昇進。年間に高座約900席をこなす超売れっ子で、ラジオのパーソナリティーとしても人気を博している。「NHK新人演芸大賞」落語部門大賞を受賞。「今、最もチケットが取れない落語家」と言われている。

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