橋爪功 高校時代の「同級生」仲本工事さんの急逝に「ウソだろと」 体操を「教えてくれました」と回顧

[ 2023年1月12日 13:10 ]

橋爪功
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 俳優の橋爪功(81)が12日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。昨年10月19日に急性硬膜下血腫のため死去した「ザ・ドリフターズ」の仲本工事さん(享年81)について語った。

 司会の黒柳徹子から「あなた高校時代に仲本工事さんと一緒だったんですって」と振られると、橋爪は「同級生ですよ」と明かした。

 黒柳が「同級生なの?」と驚くと、橋爪は「僕は2学期から東京の高校へ転校したんですけど、で仲本はだからクラスも一緒だったのかなあ」と回顧。仲本さんは体操部だっただけに「まあ当時は古い校舎の横で鉄棒やったりして、つり輪作ったりなんかして。校舎のすぐ脇でやってて。面白いことやってるやつがいるなあと思って、“ちょっと教えろよ”って言って、つり輪にぶら下がって」とも話した。

 「“どうすんだよ”って言ってね、教えてくれましたよ」と橋爪。さらに平行棒も自宅に作るよう勧められ、作ると「結構丁寧に教えてくれましたよ」と目を細めた。「彼はうまかったですよ。体操部。凄いうまかったですよ」と懐かしそうに語った。

 黒柳が「残念ね。去年亡くなったんだけれど」と続けると、橋爪は「そう、びっくりしましたよ。うーん」としんみり。黒柳が「でも最後居酒屋で飲んだんですってなんか」と明かすと、「そうですね。渋谷に確か居酒屋を開いて、何年かたってからか“おいでよ”って言うんで行って、2回ぐらいお邪魔したことありますよ。全然高校時代と変わらない。ねえ急に亡くなっちゃうんだからね」と振り返った。

 黒柳が「でも恥ずかしがりだったんですって、とっても」とも語ると、橋爪は「おとなしいっていうか、でも高校時代からこれもやってましたから」とギターを弾く仕草を見せると、「新宿の、(ジャズ喫茶)アシベとかなんかそんな所へ、学生のくせにそんな所へ行ってバイトしてたみたいですよ」と打ち明けた。

 「ただ僕らにはそういう姿は全然分からなかった。ただ真面目な人だなあと思ってました」と橋爪。いろんなことができたと言われると、「うん、できました。だからテレビでもあれでも、宙返りしたりなんかするのは彼が一手に引き受けてやってたんじゃないですか」とも語った。

 黒柳が「いや、突然お亡くなりになったからびっくりなさったでしょう」と尋ねると、橋爪は「いや、びっくりどころじゃないですよ。ウソだろうと思いましたよ。もう、体も丈夫だったしね」と驚きを口に。黒柳が「真面目そうな顔して面白いっていう方ですよね。あの方は凄くね」と称えると、「そうですね。彼こそはもったいないですよ。もっとおじいさんになってからも面白いことできたんじゃないかって」と悼んだ。

 

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