西岡徳馬 稽古で暴走老人に!?舞台「画狂人北斎」制作会見

[ 2023年1月12日 12:19 ]

舞台「画狂人北斎」の制作会見に出席した(左から)水谷あつし、馬場良馬、雛形あきこ、西岡徳馬、宮本亞門、谷佳樹、津村知与支
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 俳優西岡徳馬(76)が主演を務める舞台「画狂人北斎」の制作発表会見が12日、都内で行われた。

 演出家の宮本亞門(64)が2017年に発表した同名朗読劇をストレートプレイ化したもので、18年に初演。日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎を主人公に、その狂気の人生とそれに振り回される周囲の人を描いた作品だ。西岡は「名前に馬が入っているくらいですから、稽古も走りまくっている。タイトルは狂人ですが、暴走老人になるか爆発老人のか…どんな老人になるのか楽しみにしていてください」とアピールした。

 同作では北斎を有名高貴な画家という観点ではなく、そこら辺にいる“変なおっさん”というおもしろ目線でも捉えている。設定にちなみ「自分が思う変なところ」について問われると、西岡は「狂人は自分のこと、そうとは思ってないよね」と笑い飛ばした。近年はバラエティー番組に数多く出演し、吉本新喜劇・すっちーの「乳首ドリル」を完コピするなどして話題に。シリアス、シェイクスピア、日本古典など幅広い作品に参加しているが「バラエティーも含めて、全て自分。何でもやりたい!という思いは、おこがましいけど北斎の生き方に通ずるものがあるのかな」と話した。

 2月2日から東京・曳舟文化センターでのプレビュー公演を皮切りに、全国13カ所25公演を回る。「海外でもやりたいね。パリやロンドン、特にヨーロッパとかで受けるんじゃないかな」と語った。

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2023年1月12日のニュース