FXと不動産　TKO木本の出資先　2人の無登録投資家だった

「TKO」の木本武宏

　「TKO」の木本武宏（51）の巨額投資トラブルで、木本が芸人仲間らに出資させた金を、2人の投資家に預けていたことが28日分かった。木本の個人事務所が本紙の質問に対して文書で回答した。

　事務所によると、2人の一方が外国為替証拠金取引（FX）を、もう一方は不動産投資を行っていた。だが、返金が滞るなどのトラブルになった後に、2人とも金融商品取引法で義務づけられる届け出をしていない「無登録業者」だったことが発覚。現在はそれぞれが代理人を立てており、木本側は返金を求めて弁護士が連絡を取っている。木本は仲の良い芸人らに2人を紹介。紹介したのは10人ほどというが、その詳細についての回答は「控える」とした。

　また、現在の木本については「日々、関係者への説明や、弁護士との打ち合わせなどをしている」と説明。「業界関係者や今までお世話になっている方々から激励をいただいており、“何かできることはないか”という支援の言葉も多数いただいております」と明らかにした。

　木本は、「必ず解決する決意ですので改めてお話しさせてください」とコメントした。