藤井叡王　20歳の誓い「アイロンがけあたりからやってみたい」

就位状を贈られる藤井叡王（撮影・会津　智海）
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　将棋の第7期叡王就位式が28日、東京都内で行われ、連覇を達成した藤井聡太叡王（20）＝王将、竜王、王位、棋聖含む5冠＝に就位状、賞杯などが授与された。

　4～5月の5番勝負で出口若武六段（27）に3連勝し防衛した藤井は「改めて将棋の奥深さ、自分の課題を感じた。この経験を生かし、来期はよりよい将棋を指せるよう精進したい」と謝辞で意欲を示した。19日に20歳となり、アルコール解禁となって初めての就位式に「じっくりお酒を楽しむのはまだ早いかなと。しばらくはたしなむくらいにしたい」とユーモア交じりで明かし「家事を両親に任せきりなので（成人を機に）アイロンがけあたりからやってみたい」とも話した。