石原良純 安倍晋三元首相襲撃事件の警備体制に疑問「明らかにフォーメーションとして間違っていたと思う」

[ 2022年7月9日 18:26 ]

石原良純
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 タレントの石原良純(60)が9日、テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」(土曜前6・00)に出演。奈良市内で街頭演説をしていた自民党の安倍晋三元首相(67)が銃撃され、死去した事件について言及した。

 安倍氏は8日午前に奈良市内の路上で街頭演説をしていた際に銃撃され、同日午後に死亡が確認された。奈良市消防局などによると、安倍氏は血を流して倒れ、橿原市の病院に救急搬送されたが、心肺停止状態が続いていた。奈良県警は銃撃したとして殺人未遂容疑で奈良市の元海上自衛隊員で職業不詳、山上徹也容疑者(41)を現行犯逮捕した。

 今回の事件について石原は「本当に驚きましたね。第一報を聞いた時は“え?”って絶句された方も多いと思う。日本でこんなことが起きるとは思いませんからね」とコメント。「これが本当にまさかなのか、個人なのか、個人ではないのか、まだまだ分からない。選挙の遊説って、取材なんかでも回っている。現職総理ではないので、こういう形になってはいますけど、かなり平面でやることとか、非常にいいタイミングをとらえている。これは偶然なのか、非常にち密なものなのかはなかなか判断つかないと思う」とした。

 そのうえで、警備体制についても言及。「すごく不思議なのは、SPで東京から同行した人間、県警の人間がいるなかで、フォーメーションを考えていたら、360度に対して、安倍さんの周りから目を光らすことがあるはずなのに、ここは明らかに背面を見ている人間がいない。一発撃った時に、撃つ前にトトトッと動いたら、目が行くはずなのに、それが一人もいないっていうのが明らかにフォーメーションとして間違っていたと思う。普通見てたら、動く人間がいたら“何だ?”って目が止まる。それが一人も気付かないで、(犯人が)何メートルが車道に出てくるのを見ていなかったのが、明らか」と指摘した。

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2022年7月9日のニュース