和田アキ子 安倍晋三元首相追悼「とっても気さくな人だったんで」「こんなことがあるのは残念で」

[ 2022年7月9日 12:16 ]

和田アキ子
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 歌手でタレントの和田アキ子(72)が9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に生出演。8日の選挙演説中の凶弾に倒れ、死亡した安倍晋三元首相(享年67)を追悼した。

 アシスタントの垣花正アナウンサーが冒頭に事件を説明、「大変ショッキングな事件が起こって、日本中に衝撃が走りました。謹んでお悔やみを申し上げます」と追悼。「ちょっとこれは起きてはいけないことが起きてしまったということですね」と話を振ると、和田は「えっ、日本でって感じですね。なんか日本は凄い安全な国っていうイメージがあったのに、こういう神話みたいな話は崩れるでしょうね」と驚きを口にした。

 「それでショッキングなのは映像で犯人が普通に映ってるんですよね。安倍さんが演説してる時に」と和田。「元総理ですけど、現役の政治家ですからね。こういうことしてると選挙演説って、ちょっとこれから考え直さないといけないっていうか。一番ある意味遠くの人だったのに、信条っていうかね、自分の近いところにいるって感じる機会だったのに、こんなことがあるっていうのは残念で」と続けた。

 安倍元首相については「昔からそんなに知り合いじゃないですけど、仲良しっていうか、食事するところが一緒なので、よく話したりしていたし、お父様の安倍晋太郎さんにもちょっと可愛がっていただいたりしてて。とっても気さくな人だったんで」と悼むと、「昨日ちょっとショックで、なんかきょう生放送やれるかなっていうくらい、私は引きずってるんです。日本でもこんなことがあるんだって」と率直な思いを口にした。

 また、現行犯逮捕された元海上自衛隊員で職業不詳の山上徹也容疑者(41)が自作とみられる銃を凶行に使っていたことから、「それでインターネットあんまり私分からないんですけど、そういうもので勝手に誰でも無差別で(銃を)作れるっていうね、下手したら今子供も小学生ぐらいから、スマホを持ってって、ゲームしたりインターネット調べたりするじゃない。年齢関係なくそういうこともできる世の中になったと思うと、ちょっとうちら大人がちゃんと教えて行かなあかんねんけど、悲しいですよね」とも語った。

 番組はこの日で1646回目の放送となった。「やっぱり私は勉強もしてへんし、あほやけど、みんなに笑ろうてもらうとか、“アッコさんの楽しい放送が好きです”って言うて下さる人がいらっしゃるから楽しく。謹んでお悔やみを申し上げますけど、いつも通りの放送になればいいなと思ってます」と語った。

 さらに「私本当にね、身内っていうか、身内同然の人の不幸が続いたんですよ。うちの最高顧問の方(ホリプロ前会長の小田信吾さん)が、デビューした時からお世話になってる方がなくなったり、マネジャーのお母様がお亡くなりになったり」とも語ると、「で、6月いっぱいは何があっても乗り切ろうっていうのがあったんですけど。ま、プロとしてちゃんとやらなあかんね。私のアホなところで優越感感じる人もおるから」と決意を語った。 

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2022年7月9日のニュース