「ちむどんどん」暢子、古酒で気づいた恋心 来週は歌子&智が再会?ニーニー、房子の秘蔵ワインがぶ飲み

[ 2022年7月1日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第60話。和彦への恋心に気づく暢子(黒島結菜)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は1日、第60話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第60話は、暢子(黒島)は和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)の抱擁を偶然目撃し、動揺。賢秀(竜星涼)は直美(安野澄)にフラれ「アッラ・フォンターナ」で、房子(原田美枝子)のワインを勝手に飲んで酔いつぶれる。迎えに来た暢子は、房子とサシ飲み。そして、暢子は生まれて初の「恋愛感情」に気づき…という展開。

 暢子に目撃されて気まずい愛は1人、駆け足でその場を去る。和彦は追い掛け、愛を送る。

 沖縄。歌子(上白石萌歌)は三線を弾き、優子(仲間由紀恵)、良子(川口春奈)としみじみ。良子は結婚した理由を再確認した。

 フォンターナ。ヤケになった賢秀はワイン8本のうち半分を空けた上、房子の秘蔵のワインも勝手に飲み、オーナー室で爆睡。房子は「あー、やってらんない。私に付き合いなさい」。20年ものの沖縄のお酒「古酒(くーす)」を取り出し、サシ飲みした。

 あまゆ。和彦は「(愛は)僕にはもったいないぐらいの女性です。ただ、このまま結婚したらいけないような気がして」と三郎(片岡鶴太郎)と多江(長野里美)に打ち明けたが、多江の「どうして?」には言葉をのみ込む。三郎は「人間、生きてりゃ、何度も分かれ道に立つ。その度に、えいや!どっちかに進むしかない」とアドバイスした。

 フォンターナ。明け方まで飲んだ暢子は「でも、恋人がいるのに、好きとか言えないじゃないですか。今、うち何て?あいやー」。和彦への恋心に自ら驚いた。

 第13週は「黒砂糖のキッス」(7月4~8日)。次週予告。愛は「他に好きな人でもいるの?」、歌子は「こんな気持ち、初めてなのに」、暢子は「好きだけど、きれいサッパリ、あきらめる」。智は沖縄に帰省し、歌子と再会するようだ。それぞれの恋の行方は――。

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