柄本明　志村けんさんとのコント、準備は“最小限”「ほとんどお話しませんよ」

俳優の柄本明
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　俳優、柄本明（72）が18日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」（月～木曜前8・30）に出演。昨年3月に死去した志村けんさん（享年70）について語った。

　柄本はバラエティー番組で志村さんと「芸者コント」などを披露、息の合ったかけ合いで人気を博した。番組パーソナリティー・伊集院光（53）から、志村さんが亡くなったことについて話を向けられると、「そうですね。ショックですね、本当に」と肩を落とした。「僕、志村さんとコントやらせていただいて、30何年、のべでいうとあれですけど、（志村さんと）ほとんどお話しませんよ」と打ち明け、驚きの声を誘った。

　志村さんは別のコント収録もあり、常に忙しそうにしていたそう。そのため、やりとりは最小限だったといい、「だから僕が横入りして。それで昼休みとかに休み時間にどっちかの楽屋に行って、おはようございますって言って、台本を合わせて。『暇よね』『暇だよね～』ってセリフ合わせて、それで『じゃあ、はいこんな感じで』って」と振り返った。

　「要するに志村さんが呼んでくれれば行くわけで、それで1年に何回やらさせていただきましたけどね」と、しみじみ話した柄本。初めて声がかかったのはTBS系「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」だったとし、「伊豆のほうに温泉にロケに行って。それから『だいじょうぶだぁ』とか、ちょこちょこ呼ばれてですね」と懐かしそうだった。