大竹まこと 子どもの自殺が前年度比31%増の調査結果に「この国にとってかなり不幸なことだよね」

[ 2021年10月18日 17:50 ]

大竹まこと
Photo By スポニチ

 タレントの大竹まこと(72)が18日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に出演。子供の自殺者数が前年度比31%増えたことについてコメントした。

 番組では、13日に文部科学省が発表した「2020年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」で、小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数は、前年の317人と比べて31%増の415人で、調査開始以降最多となったことについて取り上げた。

 これに対し大竹は、「今回はコロナの影響もあって、自ら命を絶つ人が31%も増えてる。数字にしてね31%っていうけども、まとめちゃうとただの人数みたいに聞こえちゃうけど違うよね。一人ひとりそれなりの事情があって、一人ひとり生きづらかったんだろうね」「ここにきてこの生きづらさ、これだけ生きづらいことがあるっていうのはこの国にとってかなり不幸なことだよね」とコメント。

 さらに、「各家庭の教育に対するお金の負担が上がっていくと、それで塾に行ける人、お金がなくて塾に行けない人、格差が生まれると。それだけじゃなくて格差が生まれる中で連鎖が起こると」「子から親へというそういうのがある中で、こども庁を作ったりいろんなことはやってるんだけど、元々ここにどうしてちゃんと…しかも今の子供たちの話は大人の世界の話が影響してるってことはもう否めないわけじゃない?まぁ大人の方たちも色んな意味で息苦しい世の中だけど、ここを解消するにはどうしたらいいかっていうんでね…一生懸命頑張ってほしいなって思うよね」と語り、「今度の選挙だけの話じゃなくて、10万円1回配るだけの話じゃなくて、元からの話だと思うよね」と続けた。

続きを表示

2021年10月18日のニュース