たむけん告白 知事時代の橋下氏に「市長やらせて」と直訴していた 

[ 2021年9月5日 00:03 ]

たむらけんじ
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 たむらけんじ(48)が4日、ABEMA「NewsBAR橋下」にゲスト出演した。橋下徹氏(52)が大阪府知事時代、大阪市長になりたいと直訴したという仰天の過去を明かした。

 たむらとの接点を進行役のサバンナ高橋茂雄(45)から聞かれた橋下氏は、「番組での共演もあるけど、プライベートで会うことの方が多いかな。知事就任直前に(たむらが経営する)焼き肉店に行った」と話した。

 続いてたむらも「昔、僕も血気盛んで、何を考えてたんか分からんけど…」と、橋下氏との思い出を恥ずかしそうに切り出した。振り返ったのは2011年11月、橋下氏は大阪都構想実現のため知事を辞職し、任期満了に伴う大阪市長選に立候補。辞職に伴う同知事選とのダブル選挙で、松井一郎氏が知事、橋下氏が市長に当選と、大阪維新の会の両候補が勝利した当時だ。

 橋下氏の市長選出馬の意向が取りざたされた際、たむらは「橋下さんはしがらみや忖度もなく、知事として凄いと思ってた。だから橋下さんに負担かけたらあかんと思って、橋下さんの所にわざわざ行って『僕に市長やらせてください』って本気で言うた」と告白した。

 橋下氏からは「お気持ちは分かりますけど、めちゃくちゃ地味な世界です。たむらさんが華やかな世界からいきなり市長になったらギャップにやられると思うので、もし本気なら、市議からやって。それでもまだこの世界に興味があるなら、一緒にやりましょう」と返され、気持ちが収まったという。

 橋下氏は当時を回想し「正直、うれしかったですよ。批判を受けてる時に、一緒に火中の栗を拾おうとしてくれた。たむらさんが本気で言ってくれたから、僕も本気で、いきなりやると言っても難しい面もあると返した」と語った。

 高橋から「なんで市議になろうと思わなかった?権力が欲しかった?」と言われたたむらは、思わず吹き出したが、さらなる内幕を激白。「僕を政治家にしたい人がいた。その人が『橋下さんがそう言うなら、橋下さんの対抗馬になろう』と言ってきた。でもその人が調べたら市長は知事より大変だと悟り『たむけん、無理や』と。橋下さんもその人もそう言うから、市議を経ても無理やと悟った」と話していた。 

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