古舘伊知郎 菅首相の「コロナ専念」に疑問「これだけ解散だの、党役員人事だの、根回しやっていた人が」

[ 2021年9月4日 16:08 ]

古舘伊知郎
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 フリーアナウンサー古舘伊知郎(66)が3日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」(後10・00)に出演し、自民党の次期総裁選に不出馬を表明した菅義偉首相(72)について私見を語った。

 菅首相は不出馬の理由を新型コロナウイルス感染防止対策に専念するためと説明したが、古舘アナは「そんなわけないだろう。これだけ解散だの、党役員人事だの、総裁選で必ず勝つんだとやって、根回しをやっていた人が」と痛烈に指摘した。

 菅首相の就任からのコロナ対策について、古舘アナは「一概に言えないけど、俺はやってこられなかったと思っているんですよ。やれたこともあったけど、全然やれていないと基本的に思ってるんですよ」と辛口評価を下した。

 さらに「政治の力でドーンとコロナの対策、緊急事態宣言を何回か発出している中で、この1年半強の中で、どこかで手当をちゃんとやってこなければいけなかった」とも指摘。「できてないでここに来ているから、選挙で勝たなそうになって、俺は退路を断たれたと思って、詰め将棋でもうダメだって投了になっちゃったと思ってる。今さらコロナ一本でやるから、総裁選をあきらめたって言われてもうそっぽい」と、懐疑的な目を向けていた。

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2021年9月4日のニュース