志らく 森会長辞意、組織委を批判「擁護したくせに結局、世論の波に押されて…更迭なら分かりますが」

[ 2021年2月12日 09:33 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が12日、MCを務めるTBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞意を固めたことについて言及した。

 森氏は、3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。国内外で反発や批判を受け、発言を撤回して謝罪したが、責任を取る形となった。12日の組織委の評議員会、理事会の合同懇談会で表明する見通し。後任は日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)が決定的になっている。

 志らくは「森さんは辞任する必要があるとずっと思っていた」とし、森氏が五輪、日本のスポーツに関して功績があることを元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)らコメンテーターに聞いて「それだけの人なんだ。だから余人を持って代えがたしと言っているんだってことは分かった。でもそれはコメンテーターの人に教わったことであって組織委員会から、なぜ森さんが必要なのかってことを明確に説明をしてもらって、だからなんだって納得するのは分かるんだけど結局、組織委員会はみんな辞任を否定、擁護したわけじゃないですか」と指摘。

 そして、「擁護したくせに結局、世論の波に押されてIOCもそうだけど、世論によってこんなにコロコロ変わっちゃうんだ。じゃあなんで引き止めないの。更迭なら分かりますが。世論をみて我々間違ってましたと。森さんは更迭すべきだってクビに追いやるんだっていうなら、まだしも。辞任、引き止めるっていうんなら引きと止めればいいんじゃねえかっていう、こういうのものすごいブレブレな気がします」と組織委の姿勢を批判した。

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2021年2月12日のニュース