藤井2冠、聖火リレー辞退 昨秋決める タイトル保持で立場変化「将棋に精進しなければ」

[ 2021年2月12日 05:30 ]

優勝し笑顔を見せる藤井2冠(撮影・小海途 良幹)
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 将棋の藤井聡太2冠が4月に地元・瀬戸市(愛知県)で参加予定だった東京五輪聖火リレー走者を辞退したことが分かった。

 11日の対局後「オリンピックの状況と、自分の将棋の状況が昨年と変わってきたので(辞退を)昨年秋に決めました」とコメント。聖火リレーが決定した昨冬は無冠だったが、夏に棋聖、王位の2冠を連続奪取。今年は6月以降タイトル戦防衛のダブルヘッダーを強いられるため「将棋に精進しなければならない。タイトル保持者となって立場が変化したのも(辞退の)要因の一つです」と硬い表情で明かした。

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2021年2月12日のニュース