爆問・太田 森会長の“老害”発言分析 だからこそ「周りが覚悟決めなきゃいけない」

[ 2021年2月7日 12:56 ]

爆笑問題の太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(55)が7日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。女性蔑視とも取れる発言で世界中から非難を浴びている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)についてコメントした。

 森氏は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日は会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」と謝罪し、発言を撤回するとした。一方、テレビで生中継された会見での逆ギレぶりな態度で、火に油を注いだ形となっている。

 太田は「森さんって大事なところでこけちゃうんだよねって浅田真央ちゃんは今思っているでしょうね」と、森会長の過去の失言に絡めて笑いを誘うと、森会長が自分自身を「老害」と発言したことについて「老害って嫌な言葉だなあと思うんだけど。おそらく自分が言われているのを意識してるんでしょうね」と分析。

 「老害から粗大ごみになったら掃かれるしかない、って言ってるのは、森さんは辞任する気はないけど解任はしょうがないって思っているんだろうね」と分析。療養中の田中裕二の代役MCでTBSの井上貴博アナ(36)も「裏を返すと、俺のことを掃くことができるやつなんていないだろって(言っているように)聞こえますよね」と考えを述べた。

 太田は「だからこそ解任なんだよね。要求しても辞任しないわけだから。解任となればトランプみたいに往生際悪くしないですよね。周りがその覚悟を決めなきゃいけない」と言及した。

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2021年2月7日のニュース