「エール」宮沢氷魚 朝ドラ初出演に喜び「念願」途中参戦に重圧もロカビリー歌手役「楽しく自由に」

[ 2020年11月6日 14:00 ]

連続テレビ小説「エール」で朝ドラ初出演を果たす宮沢氷魚(C)NHK
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 モデルで俳優の宮沢氷魚(26)がNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の来週第22週(9~14日)以降に登場し、朝ドラ初出演を果たすことが6日、分かった。ロカビリー歌手を演じる宮沢は「朝ドラ出演は念願だったので、実現して本当にうれしいです」と喜んだ。

 俳優の窪田正孝(32)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶり。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909―1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 宮沢が演じるのは、ロカビリー歌手・霧島アキラ。ステージで骨折し、裕一の娘・華(古川琴音)が勤める病院に入院する。

 ロックバンド「THE BOOM」のボーカル・宮沢和史(54)の長男。2017年10月期のTBS「コウノドリ」にレギュラー出演し、俳優デビュー。今年は舞台「ピサロ」で渡辺謙(61)と共演するなど進境著しいが、朝ドラ出演は今回が初となった。

 「朝ドラ出演は念願だったので、実現して本当にうれしいです。途中参加ということで少しプレッシャーはありましたが、楽しく自由に霧島アキラを演じることができました」と振り返り「コロナで世の中が少し窮屈になっている近頃ですが、『エール』、そしてアキラを通して少しでも皆さんに笑顔と笑いを届けられたら幸せです」と願っている。

 制作統括の土屋勝裕チーフプロデューサーは「英語も話せて、歌も歌えて、イケメンで、でも、ちょっと抜けてるところもありそうな、愛すべきロカビリー歌手の役ということで、ピッタリだと思い、オファーしました」と起用理由を説明した。

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2020年11月6日のニュース