「エール」志田未来 4年ぶり朝ドラ「ワクワク」“浩二”佐久本宝が恋心抱くリンゴ農家の一人娘役

[ 2020年11月6日 14:00 ]

連続テレビ小説「エール」で4年ぶりに朝ドラに出演、浩二(佐久本宝)がひそかに思いを寄せる畠山まき子を演じる志田未来(C)NHK
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 女優の志田未来(27)がNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の来週第22週(9~14日)に登場することが6日、分かった。朝ドラ出演は2016年前期「とと姉ちゃん」以来、4年ぶり2作目。主人公の弟が支援しているリンゴ農家の一人娘を演じる。

 俳優の窪田正孝(32)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶり。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909―1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 志田が演じるのは、裕一の弟・浩二(佐久本宝)が支援している福島のリンゴ農家・畠山家の一人娘・畠山まき子。浩二がひそかに思いを寄せているが、まき子は戦死した恋人を忘れられずにいる。

 志田は「もう終盤に近づいて、さらに盛り上がりを見せている『エール』に出演させていただけると聞いて、どんな役なんだろうと、とてもワクワクしました!」と興奮気味。

 役作りについては「まき子は、家族に愛されて大切に育ててもらった一人娘という印象を受けました。音さんの台詞にも『まき子さんがいると明るくなる』というものがあったので、常に笑顔でいる!ということを意識して演じました」とし「現場では窪田さんや二階堂さんはじめ、共演者の皆さまが優しく接してくださり、楽しくまき子を演じさせていただきました」と振り返った。

 制作統括の土屋勝裕チーフプロデューサーは「福島でリンゴを作っている農家の娘という雰囲気にふさわしく、芯の強さを感じられる俳優さんにお願いしたいと思い、オファーしました」と起用理由を説明した。

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