杉村太蔵 “帰省警察”に一定の理解「世代間のゆがみたいなものが大きな問題」

[ 2020年8月16日 13:46 ]

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(40)が16日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。東京都から青森県に帰省した男性が誹謗中傷を受けたニュースについて言及した。

 番組では、新型コロナウイルスの新規感染者が増え続ける東京からの里帰りに対して、青森で帰省した男性宅の玄関先に「さっさと帰って下さい!!みんなの迷惑になります」などと書かれたビラが置かれていたことや、「帰省警察」と言われていることなど取り上げた。

 意見を求められたお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二(44)は「ちょっとやり過ぎ。もし(帰省した人に)そういう感染の疑いがあるならできれば近づきたくない。それをわざわざ近づいて行ってまでビラを貼るって言うのはだいぶ矛盾している。やり過ぎですよね」と話した。

 一方、杉村は「文体とか文字の雰囲気を見ると、年配の方じゃないか」と推測。「仮に年配の方だと、高齢者は感染したら重症化リスクがあると言われているので、こういった気持ちになることはわからなくてもない」と一定の理解を示しつつ、「何となく自粛警察とか、帰省警察とか、マスク警察とか、世の中、ギスギスしている。この社会背景を考えた時に、私たち現役というのは働かないと収入が得られない。一方で、若い人は感染してもそれほど重症化リスクは低いと言われている、年配の方々は人にもよるが、働かなくても収入が確保されている、年金がある。一方で感染するとリスクがある。こうした世代間のゆがみみたいなものが大きな問題になっている。それぞれの立場でだいぶ違うなっていうのはある」と続けた。

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2020年8月16日のニュース