裕次郎さん三十三回忌で「弔い上げ」 まき子夫人「故人は極楽浄土で、やっとゆっくり…」

[ 2019年7月18日 05:30 ]

石原裕次郎さんの三十三回忌法要に参列した(左から)舘ひろし、石原まき子夫人、石原伸晃衆院議員、徳重聡、神田正輝
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 故石原裕次郎さんの三十三回忌法要が17日、横浜市鶴見区の総持寺で営まれ、石原まき子夫人(85)をはじめ、おいの石原伸晃衆院議員(62)、俳優の舘ひろし(69)、神田正輝(68)、徳重聡(40)ら石原プロモーションの俳優、スタッフが参列した。

 まき子夫人は三十三回忌をもって「弔い上げ」とし、墓前での公の供養は最後にすることを発表した。「私同様、年配の方が増えて、7月17日午前9時というのがだんだん困難になってまいりました。今年を区切りとして、本日で終わらせていただきます」と説明。「故人は極楽浄土に参って、やっとゆっくりできると思います」としみじみ話した。

 裕次郎さんの節目の命日は、十七回忌が都内のシネコンを借り切って主演映画「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」の上映会、二十三回忌が国立競技場に総持寺を再現して11万7000人が参列する大法要と一大イベントだった。三十三回忌のこの日もファン約500人が集まり、昭和の大スターの根強い人気を見せつけた。

 裕次郎さんの“弟分”渡哲也(77)は呼吸器疾患で療養中のため欠席。まき子夫人が「節目の年に出席しなければならない立場ですが、体力回復の療養中のためおうかがいできません」と陳謝する手紙を代読した。舘は前日に電話。「皆さんにくれぐれもよろしく、と言付かってます」と話した。9日にも仕事先の宮崎県から電話をしたといい「またひろしと一緒にゴルフをやりたいな、と言っていました。(トレーニングを)必死に頑張っています」と明かした。

 石原プロの会長でもあるまき子夫人は、一部で報じられた解散について「閉めるとは一度も言っていません」ときっぱり否定した。

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2019年7月18日のニュース