「科捜研の女」主題歌に今井美樹「Blue Rain」 84年デビューの同期が初コラボ

[ 2019年3月27日 05:30 ]

主題歌を歌う今井美樹
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 テレビ朝日のドラマ「科捜研の女」(4月18日スタート、木曜後8・00)の主題歌に今井美樹(55)の「Blue Rain」が起用された。昨年6月発売のアルバム「Sky」の収録曲。テレ朝にとって開局60周年という節目に送り出す、「暴れん坊将軍」以来20年ぶりの通年放送ドラマ。1年間というロングランの勝負作を今井が歌で彩る。

 「Blue…」は、今井の繊細でしっとりした歌声が引き立つバラード。藤崎絵三プロデューサーは「つらいことがあっても前向きに生きようとする歌詞が番組のラストシーンにぴったり。包み込むような歌声も非常に印象的で、これ以上ない理想的な曲だと思いました」と起用理由を語った。

 主演の沢口靖子(53)と今井は同じ84年に女優デビューし、今年が35周年。沢口は映画「刑事物語3 潮騒の詩」、今井はTBSドラマ「輝きたいの」で演技に初挑戦。今井は2年後の86年に歌手活動を始めた。沢口は「今井美樹さんに主題歌を1年を通してご担当していただけると聞いた時、跳び上がって喜びました。ともにデビュー35周年という何と偶然の巡り合わせ。ご縁を感じます」と、初のコラボレーションに感激している。

 ドラマは99年の放送開始から今年で20周年。前作のシーズン18(昨年10~12月)の平均視聴率が12・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録する人気作。今井は「1年間という長い道のりですが、私も楽曲とともに寄り添い、完走することで番組を盛り上げていけたら」と話している。

 ○…テレビ朝日のドラマ「科捜研の女」が4月18日スタート。主題歌を手掛けてきたアーティストは豪華な顔触れだ。99年放送のシーズン1はZARDの「この涙 星になれ」、00年のシーズン2は氷室京介(58)の「OUTSIDE BEAUTY」。15~16年のシーズン15は、前半に柴咲コウ(37)の「野性の同盟」、後半に徳永英明(58)の「君がくれるもの」が起用されるなど、ドラマが2クール(半年間)放送された際は1クールごとに別の主題歌が使われた。

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