藤井聡太七段、年度最終戦で勝利 歴代3位・849で2年連続年度最高勝率マーク

[ 2019年3月27日 22:23 ]

冷や汗たっぷり?今期最終戦を逆転で飾った藤井聡太七段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の藤井聡太七段(16)は27日、東京都渋谷区の将棋会館で指された竜王戦4組ランキング戦3回戦で、中田宏樹八段(54)に110手で勝利し、今年度の公式戦を終了。18年度通算成績を45勝8敗(未放映のテレビ対局を含む)とし、勝率・849で2年連続の年度最高勝率をマークした一方、中原誠16世名人(71)が1967年度に記録した歴代の年度最高勝率・855(47勝8敗)更新は成らなかった。

 同部門の歴代2位は中村太地七段(30)の・851(40勝7敗=2011年度)。藤井の勝率は羽生善治九段(48)の・836(46勝9敗=1995年度)を抜き、歴代3位となった。

 なお、この日挙げた45勝目は年度1位タイだが、相星の佐々木大地五段(23)は年度内にテレビ棋戦を1局残している。

 藤井は昨年度の記録部門で対局数(73)勝利(61)勝率(・836)連勝(29)の4冠に輝いたが、今年度は勝率部門の1位だけが確定している。

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