高畑勲監督のお別れの会 5月15日にジブリ美術館で 委員長は宮崎駿氏

[ 2018年5月1日 20:33 ]

高畑勲監督
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 4月5日に死去したアニメーション映画監督の故高畑勲氏のお別れの会が、5月15日に三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市下連雀1の1の83)で行うことが発表された。1日、同美術館の公式サイトで、発表されたもの。「お別れの会」委員長は宮崎駿監督が務める。

 高畑氏は東大仏文科卒業後、東映動画に入社。1968年に「太陽の王子 ホルスの大冒険」で劇場用長編アニメを初監督した。70年代に「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などのテレビシリーズをみずみずしい感性で演出し、日本アニメの礎を築いた。

 84年に宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」をプロデュース。翌年、宮崎監督とスタジオジブリを設立し、二人三脚でヒット作を生んだ。

 野坂昭如さんの小説を自身の監督・脚本で映画化した「火垂るの墓」をはじめ、「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」など、監督作品は国内外で高く評価され、宮崎監督とともに日本のアニメを世界に誇る文化にまで押し上げた。

 お別れの会は午後2時から5時まで行われ、一般およびファンも献花ができる。

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2018年5月1日のニュース