マーク・パンサー KEIKOの声に一目ぼれ TKと目が合い「この子だ!」

[ 2018年5月1日 11:36 ]

「globe」のマーク・パンサー
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 3人組ユニット「globe」のマーク・パンサー(48)が1日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月〜金曜前9・50)に出演。ボーカル・KEIKO(45)との出会いや、名曲の誕生秘話を明かした。

 番組では、今年1月に引退表明した小室哲哉(59)のプロデュース曲100曲を厳選したベスト盤が6月27日に発売されることを特集。「H Jungle with t」の「WOW WAR TONIGH〜時には起こせよムーヴメント〜」(95年)、globeの「DEPARTURES」(96年)など、200万枚超えの歌も収録される。これを受け、マークが緊急生出演し、小室やKEIKOとの秘話を明かした。

 思い出の曲としてTRFの「EZ DO DANCE」(93年)を挙げた。まだglobe結成前にTRFの曲でラップに初めて挑戦したというマークは、その後、全国で展開していた女性ボーカルオーディション「EUROGROOVE NIGHT」でMCを担当し、そこでKEIKOに出会った。「福岡でKEIKOちゃんに出会うんです。僕はMCだったんですけど、KEIKOちゃんが出てきて、ステージから落っこちちゃったんです。イントロが流れている間に這い上がってきて、みんなをなだめながら“大丈夫”って歌い出したんです。この曲だったんです。すごい思い出深いです」とKEIKOとの出会いの曲であることを明かした。KEIKOは当時、ホテルに勤務していたといい、“時の人”だった小室が審査するオーディションに「緊張してたんじゃないですか」としつつ、「もうファンがついていたんです、その時。あの声には一目ぼれしました。TKと目が合って、この子だ!って」と運命の出会いを振り返った。

 さらに、globe結成前に参加した思い出の曲として2013万枚を売り上げた「WOW WAR TONIGH〜時には起こせよムーヴメント〜」も挙げた。当時、小室とともに六本木でジャングルのイベントをやっていたことが縁で、掛け声を入れてと依頼されて参加。「ブヤカブヤカ…って。初めてのミリオンも、初めての紅白歌合戦もこの曲だった」と笑った。

 95年にglobeがCDデビュー。しかし、デビュー当初はミリオンに届かず、小室が悩んでいたといい、「僕は忙しかったので楽しかったんですけど、TKは元気なくて」と回顧。そんな中、ロスでレコーディングすることとなり、渡米。ただ、そこでハプニングが発生。「KEIKOちゃんがプレッシャーで風邪引いちゃって。楽屋から出てこないんです、泣いちゃって」と振り返り、それでも何度も説得して行ったレコーディングは初めてのミリオン、228万枚の大ヒットにつながった。「ハスキーボイスがぴったりとマッチした。(CDの声は体調は)万全じゃないんです」と懐かしそうに振り返った。

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2018年5月1日のニュース