レツゴー長作さん死去 酒井くに「お芸に対しては、本当に努力家でした」

[ 2018年2月4日 22:31 ]

1日に肺がんのため亡くなった「レツゴー三匹」のレツゴー長作さん
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 2014年に解散した漫才トリオ「レツゴー三匹」のレツゴー長作(れつごーちょうさく、本名・永原誠=ながはら・まこと)さんが1日午後8時35分、肺がんのため、大阪市内の病院で亡くなっていたことが4日、所属していた松竹芸能から発表された。74歳。

 生前、長作さんと親交が深かった芸人仲間がその死を悼んだ。

 ▼横山たかし レツゴー三匹と横山たかしひろしがトリを競い合い、切磋琢磨し合いながらライバルとして頑張ってきた事を思い出します。その頃のことを考えると辛いです。皆が亡くなって行くから、ほんとに辛い。ご冥福をお祈りします。

 ▼横山ひろし 横山たかしひろしがデビューしてすぐの頃、自宅が近かった。ある日、長作さんが家に招待してくれてビフテキをご馳走してもらい、家に泊まらせてもらった。その頃は、ビフテキなんて食べたことがなく、いつかお礼をしないといけないと思い、上方漫才大賞をもらった頃、お肉をお返ししたらすごく喜んでくれた。いつも励ましてくれる存在でした。

 ▼酒井くにお 昔、古い角座の頃、青山という服屋でスーツを2着作ってくれた。劇場の合間によく食事に連れて行ってもらい、3人が別々の仕事をするということを相談された事を思い出します。その頃は、別々で活動するなんて考えられなかったので、その事を伝えたら、また3人ですると喜びながら報告してくれました。その頃から三味線を練習していたようです。芸に対しては、本当に努力家でした。とても可愛がってもらったので、残念です。ご冥福をお祈りします。

 ◆酒井とおる 青山という服屋で舞台衣装を作ってもらったり、靴を買ってもらったり、てっちりやステーキなどよく食事にも連れて行ってもらったり、劇場の合間にお茶にも連れて行ってもらった。食事に行ったり、合間のお茶の際には、芸談義をすることが多かった。とても芸熱心で、舞台に対して熱心で努力家だった。師匠の散歩コースに僕の家があって、家の下から「とおるちゃん、いてるー?」って呼ばれ、喫茶店に行くこともあった。ご冥福をお祈りします。

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2018年2月4日のニュース