フジ亀山社長 現場への介入は「一切なかった」

[ 2017年5月26日 16:13 ]

フジテレビの亀山千広社長
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 6月に退任することが決まったフジテレビの亀山千広社長(60)が26日、東京・台場の同局で行われた定例社長会見に出席。制作現場への介入は「一切なかった」と明言した。亀山社長がもともと制作現場で力を発揮してきた立場から、社長としてもさまざまな形で介入があったのではという声もあった。

 「どうせ、介入したとか言われるので…」は前置きしたうえで、「一切介入はしていない」とキッパリ。「見た番組、出来上がった番組に感想を言ったことがあるが、企画をする際に、キャスティングをする際に、あっちにけ、こっちにいけと、いろいろなところで書かれていたので、そう思われていたんだろうなと思う。そういう意味でいうと、僕よりも作り手の人たちのほうが窮屈に思っていたのかなと思う」と現場に気遣い。

 「プロデューサーの先輩として、酒を飲みながら企画の話をできるようなことをしていたほうが良かったかもしれないが、それは経営ではない。自分は社長になった時に現場のプロデューサー時代のことは捨てて、出来上がったものに関して、言うことしかしていなかったし、それで良かったと思う。それで気付いてくれれば良かった」と続けた。

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