ASKA、生出演でテレビ復帰!地元福岡の番組「覚醒剤見てない」「禁断症状ない」

[ 2017年2月15日 18:34 ]

ASKA
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 覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕され、昨年12月に不起訴で釈放された歌手のASKA(58)が15日、テレビ西日本(フジテレビ系)の情報番組「ももち浜ストア夕方版」(月〜金曜後4・50)に生出演した。

 冒頭で同局の山口喜久一郎アナウンサー(41)がASKAの出演について、「ASKAさん本人の地元福岡から再出発したいという意向を受け、番組も検討した結果、出演の機会を設けた」と説明した。番組終盤、福岡市内のスタジオで山口アナを相手にインタビューがスタート。ASKAは黒いジャケットに白いワイシャツ、黒いネクタイ姿で臨んだ。

 ASKAは覚醒剤を使用したきっかけについて「なかなか(放送時間)枠の中でしゃべるのは難しいのですが、病院から通称アンナカという薬を処方してもらっていて、その最中に“冷たいやつがある”と声を掛けられた。アンナカと似たようなものだろうと思ったのがきっかけです」と答えてから「それが覚醒剤とは知らなかった。使い方も知らず1時間おきに使ったりした。それも3週間。覚せい剤と知ったときには時すでに遅しで」と生々しく振り返った。「あのとき意思を持っていたら抜け出すことはできたと思う。何度もトライしたが、離脱感、薬が抜けたときの苦しみが激しくて耐えられなかった」といい、後悔も反省もあるとした。

 なぜ尿検査をお茶にしたのか、という問いには「違う内容で発表されてしまうと思ったから。イメージをどんどん悪くされてしまう。自由になって記事をいろいろ読むと本当に違うことが書かれてしまう。担当の刑事さんとかはナイスガイだったのですが」と振り返り、執行猶予になってから覚醒剤は「見てもいない」、禁断症状は「まったくない」とした。

 さらに今回が再出発のきっかけと捉えていいか、と問われると「自分ではそう思っていないが、執行猶予期間ということで、ある人は静かに動かないほうがいい、ある人は自由と捉えるべきだと言われた。僕は社会に戻るリハビリ期間だと思う。自分にとって社会に戻るのは音楽だと思う」と、音楽への思いを口にし、新曲を熱唱した。

 関係者によると、福岡への思いを歌にした新曲「FUKUOKA」をフルコーラスで歌うなど、ASKAが提示した出演条件が受け入れられたため、同局の番組出演が決まった。

 17日には告白本「700番 第二巻 第三巻」(扶桑社)の発売、22日には自主制作したアルバム「Too many people」の発売を控える。

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2017年2月15日のニュース