中条あやみ 新人賞獲得で海外進出にも意欲「日本の良さ世界に届けたい」

[ 2017年2月15日 20:14 ]

毎日映画コンクール表彰式

毎日映画コンクール表彰式でスポニチグランプリ新人賞の中条あやみ
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 2016年度(第71回)毎日映画コンクールの表彰式が15日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた。

 未来の日本映画界を担う新星に贈られるスポニチグランプリ新人賞は、「セトウツミ」の中条あやみ(20)と、「ケンとカズ」の毎熊克哉(29)が受賞。中条は今月4日に20歳になったばかりで、「まずはお父さんとお母さんに、ありがとうという気持ちを伝えたい」と感謝した。

 「セトウツミ」はわずか2日の撮影ながら菅田将暉(23)、池松壮亮(26)の若手演技派2人を相手に存在感を放ち、「演技で賞をいただくのは初めて。少しは自信になったかな」と涙を浮かべ感激。父親が英国人のため、海外進出にも意欲的で「大きな大きな夢です。いろんな国の方と仕事をするのは楽しそうだし、日本の良さを世界に届け、世界の良さを日本に持って帰ってきたい」と思いをはせた。

 一方の毎熊は、大学の同級生の小路拡史監督とともに作り上げた「ケンとカズ」での戴冠に、「人生で賞をもらうのは初めて。心からうれしい」と感慨深げ。挫折しそうになったこともあったそうだが、「あきらめずに続けてきて良かった。タレント名鑑やウィキペディアにも載っていない男ですが、戦い続けるしかないですね」と語り、笑いを誘っていた。

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