梅宮辰夫 松方さんとの強い絆 病床に届け続けた「辰兄の作る弁当」

[ 2017年1月24日 11:33 ]

会見で松方弘樹さんへの思い出を語った梅宮辰夫
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 俳優の松方弘樹(まつかた・ひろき、本名目黒浩樹=めぐろ・こうじゅ)さんが21日、脳リンパ腫のため74歳で死去。公私ともに仲の良かった俳優・梅宮辰夫(78)が24日、神奈川県内で報道陣に対応、盟友との思い出に触れつつ永遠の別れを悲しんだ。

 松方さんは4歳年下ながら「俳優としては、あいつの方が大きかった」と梅宮。ただ私生活では、自身の方が威張っていたとし「『4つ年が違うとこうも違うかねえ』なんて言われながら仲良く付き合ってきた」と懐かしそうに話した。

 昨年3月から定期的に病床の松方さんを見舞ってきたが、意識があったのは5月くらいまでだったという。見舞いをする時には「土産は何がいいかって聞くと『辰兄の作る弁当がいい』って。だからそれを持っていった」とのエピソードを披露。また、ハワイでのロケでは2人で夕日を眺めながら「俺は女房、子供、孫のために。お前(松方さん)は若い女房のために頑張ろう」と話したことも振り返り「先に逝ってしまうと…」と悲しみにくれた。

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2017年1月24日のニュース