16年流行語大賞は「神ってる」野球界2年連続 トップ10には「ゲス不倫」…

[ 2016年12月1日 17:00 ]

プロ野球広島の緒方監督(左)と「神ってる」活躍をみせた鈴木誠也
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 年末恒例の「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップ10が1日に発表され、年間大賞は「神ってる」に決まった。

 年間大賞の「神ってる」は25年ぶりの優勝を飾ったプロ野球・広島の緒方孝市監督(47)が2試合連続でサヨナラ本塁打を放った鈴木誠也外野手(22)を表したもの。昨年の「トリプルスリー」に続き、プロ野球界から2年連続の大賞受賞となった。

 鈴木はトップテン選出に「僕自身が言った言葉ではないので、どうやって喜んでいいかわからないんですが、本当に嬉しいと思っています。優勝していい年になったと思うので、その年に“神ってる”受賞したことは一生忘れないと思います」と語り、大賞が決まると「信じられないの一言です」と受賞を喜んだ。

 このほかトップ10には、サッカー日本代表のDF長友佑都(30=インテル・ミラノ)が、女優の平愛梨(31)との交際が発覚した際、発した「(僕の)アモーレ」、タレント・ベッキー(32)と人気ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)との不倫報道を発端に、芸能界で次々と発覚したスキャンダルを称した「ゲス不倫」、世界規模で人気となったピコ太郎の「PPAP」、社会現象となった「ポケモンGO」などが入った。

 【年間大賞】「神ってる」

 【トップ10】「ゲス不倫」「聖地巡礼」「トランプ現象」「PPAP」「保育園落ちた日本死ね」「(僕の)アモーレ」「ポケモンGO」「マイナス金利」「盛り土」※50音順

 【選考委員特別賞】「復興城主」

 【過去10年の新語・流行語大賞】
2006年 イナバウアー、品格
2007年 (宮崎を)どげんかせんといかん、ハニカミ王子
2008年 グ~!、アラフォー
2009年 政権交代
2010年 ゲゲゲの~
2011年 なでしこジャパン
2012年 ワイルドだろぉ
2013年 お・も・て・な・し、じぇじぇじぇ、今でしょ!、倍返し
2014年 ダメよ~ダメダメ、集団的自衛権
2015年 トリプルスリー、爆買い

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