おさる、山川との不仲説は「話題作り」…結局家族傷つけて反省

[ 2016年5月2日 21:54 ]

おさる(左)とタレント・山川恵里佳(07年2月撮影)

 お笑いタレントで書家のおさる(47)が2日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル」(後7・00)に出演し、月収ゼロの転落人生や妻・山川恵里佳(34)との不仲説の真相を明らかにした。

 1991年にお笑いコンビ「アニマル梯団」を結成したおさるは、ボキャブラ天国からその人気に火が付き、ギャグ「すんまそん」も大流行。数々のバラエティー番組に出演した。2007年には山川と結婚した。

 しかし最近取り上げられるのは“夫婦の不仲説”ばかり、番組ではおさるが衝撃の事実を明かした。一連の不仲説はすべて話題作りのためのウソ。おさるは「めちゃめちゃ仲いい」とそのウソを謝罪し、その動機は「話題になりたかった」と告白した。

 デビュー当時から、楽して売れようと話題作りばかりを考え、これまでに4回も改名。そんなことを繰り返すうちに仕事が入らなくなり、昨年8月と11月の月収は0円。24時間自宅待機で、嫁が頼りの“ヒモ状態”となり、そんな現状を打開するために夫婦は“鬼嫁”と“ダメ夫”としてテレビに出ようと話を合わせ、話を盛るうちに“山川恵理佳、おさるの離婚宣言”の騒動となった。夫のために話題作りに加担した山川は「毎回、自己嫌悪。正直今はしんどい」と苦しい胸の内を吐露した。おさるも「自分の子供にも出演番組を見せられない。1秒も見せたくない」とウソをつき続ける苦悩を語った。

 話題作りが家族を傷つけることになったおさるは最後に「話題とは自分から作りに行くものではなく、実力についてくるもの」としくじりから得た教訓を伝えた。「努力して進める人が本当にかっこいい人間」と、これから書家と芸人の二足のわらじで頑張ることを誓った。「どっちかに絞った方がいいのでは」というスタジオの意見には「絞れまシュ?」とギャグを交えた返答。出演者はそんなおさるにあきれながらも爆笑していた。

続きを表示

2016年5月2日のニュース