「真田丸」第17話視聴率は17・0% 木村佳乃再登場、好調キープ

[ 2016年5月2日 10:04 ]

大河ドラマ「真田丸」で信繁(幸村)の姉・松を演じている木村佳乃(C)NHK

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第17話が1日に放送され、平均視聴率は17・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。

 初回19・9%の好発進。第2話は20・1%で、NHK大河ドラマの20%超えは2013年「八重の桜」の初回21・4%以来3年ぶり。第3話18・3%、第4話17・8%、第5話19・0%、第6話16・9%、第7話17・4%、第8話17・1%、第9話16・6%、第10話16・2%、第11話15・6%、第12話17・9%と好調に推移。第13話は17・5%。第1次上田合戦を描き、1話丸々守城戦に時間を割いた。

 大坂編がスタートした第14話は17・1%。第15話は第5話以来10週ぶりの18%超えとなる18・3%を記録。第16話は16・9%、第17話は17・0%と高水準をキープしている。

 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(54)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。

 第17話は「再会」。信繁(堺)は、秀吉(小日向文世)が家康(内野聖陽)の真田攻めを許したと知り驚く。必死で取り消すよう頼むが、秀吉は取り合わない。昌幸(草刈正雄)は、家康以上に秀吉への警戒を強める。一方、信繁は茶々(竹内結子)に仕えることに。無邪気な茶々は信繁を翻ろうする。やがて家康の上洛が決定するが、秀吉はある策を使うために信繁を利用しようとする。さらに信繁の前に現れたのは、意外な人物、姉の松(木村佳乃)に似た女性であった…という展開だった。

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