笑福亭笑瓶 救急搬送時のゴルファーに恨み節「最期見守ってくれても…」

[ 2016年5月2日 15:06 ]

笑福亭笑瓶

 落語家でタレントの笑福亭笑瓶(59)が2日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜後1・00)に生出演。昨年末に急性大動脈解離で救急搬送された際の状況を明かした。

 笑瓶は昨年12月29日、プライベートで訪れた千葉県内のゴルフ場でプレー中に体の痛みを訴え、ドクターヘリで県内の病院に搬送。入院後、1月14日に退院して自宅で静養した後、同19日に復帰した。

 プレー中に何の前触れもなく、突然背中に激痛が走ったという。「割れるような痛み。グリーンの穴に旗をさそうとしたときに背中にパリパリ感がきて、その後は“痛い痛い”って」と同時の様子を説明。前兆についても「予想も予期も何もなかった」と振り返った。

 同伴者のお笑いタレント神奈月に救急車を呼ぶよう依頼。自身はその場で仰向けになってひたすら痛みに耐えていたが、その時にふと思ったことがあったという。

 他のゴルファーから「大丈夫ですか」と心配されていたが、そのうち、横たわった自身の左側の金網の向こうから「ナイスショット!」という声が。「こちらが生きるか死ぬかという時に、他の人は次のホール、次のホールと進んでいるわけですよ」と笑瓶。「最期を見守ってくれてもいいぐらいの状況なのに、“ナイスショーット”はいらないでしょう」と、楽しくプレーを続けたゴルファーへの恨み節を面白おかしく伝えていた。

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2016年5月2日のニュース