元キンコメ高橋被告、初公判で制服窃盗認める 小さな声で「無職です」

[ 2016年3月2日 13:42 ]

元「キングオブコメディ」の高橋健一被告

 都内の高校から女子生徒の制服を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われた元お笑いコンビ「キングオブコメディ」の高橋健一被告(44)の初公判が2日、東京地裁で開かれ、高橋被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 黒いスーツ姿で出廷した高橋被告はまず傍聴席に向かって一礼。人定質問に「高橋健一です。現在、無職です」と消え入りそうな声で答えた。憔悴(しょうすい)し切った表情の同被告は起訴状が読み上げられると「間違いありません」と再び小さな声で答え、裁判は約15分で終了した。

 起訴状では昨年4月25日午後1時すぎ、東京都世田谷区の高校の女子更衣室に侵入し女子生徒3人のブレザーを盗んだとしている。

 高橋被告は関東学院大経済学部卒業後、一般企業の派遣社員を経て、97年にお笑い専門学校「スクールJCA」に入学。2000年、今野浩喜(37)と「キングオブコメディ」を結成し、2010年にコント日本一を競う「キングオブコント」で優勝。昨年12月の逮捕後、所属事務所から契約を解除され、コンビは解散した。

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2016年3月2日のニュース