米俳優G・ケネディ氏死去「人間の証明」「復活の日」

[ 2016年3月2日 05:30 ]

ジョージ・ケネディ氏(AP)

 「人間の証明」(77年)や「復活の日」(80年)など日本映画にも出演した米俳優ジョージ・ケネディ氏が2月28日、米西部アイダホ州で死去した。91歳。米メディアが伝えた。死因は不明。

 1925年2月、ニューヨーク市生まれ。2歳で舞台デビューし、7歳でラジオの子供番組の司会を務めた。10代から約15年間、第2次大戦などに従軍。除隊後の59年からテレビドラマや映画に出演した。

 67年の「暴力脱獄」でアカデミー賞助演男優賞を受賞。1メートル93の大きな体を生かし、悪役でも活躍した。80年代に入るとコメディー映画「裸の銃(ガン)を持つ男」シリーズの警察署長役で人気を得た。自身は、63年に出演したオードリー・ヘプバーン主演の「シャレード」が「最も好きな役だ」と語っていた。02年に心臓のバイパス手術を受け、娘夫婦のいるアイダホで暮らしていた。

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