犯罪心理学者 “ひょっこり男”の心理を分析「他者から注目を浴びることで自己顕示欲や承認欲求を…」

[ 2024年5月10日 08:37 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 犯罪心理学者の出口保行氏が10日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)で、自転車を走らせながら対向車の通行を妨げたとして、千葉県警柏署が9日、道交法違反(あおり運転)の疑いで千葉県柏市の無職成島明彦容疑者(36)を逮捕したことについてコメントした。

 容疑者は、容疑を否認している。署などによると、容疑者は前に住んでいた埼玉県で2020年に同様の行為をした疑いで逮捕されたことがあり、当時「ひょっこり男」と呼ばれていた。当時、道交法違反罪などに問われ、さいたま地裁で21年に懲役8月、罰金20万円の判決を受けた。

 今回の逮捕容疑は今年4月15日午後0時40分ごろ、柏市松ケ崎の市道で、千葉県内の50代女性が運転する乗用車に自転車で接近した疑い。接触を回避した女性の話や映像記録などから、署は容疑者が自転車を走らせていたと判断した。柏市では1月以降、同様の危険な自転車走行に関する通報が千葉県警に40件近く寄せられており、署が関連を調べる。 

 出口氏は「他者から注目を浴びることで自己顕示欲や承認欲求を満たし自分が強くなったような感覚に陥っている。この強烈な刺激が忘れられず犯行を繰り返したと考えられる」と分析した。

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