ウーマン村本 ストーカー規制法改正訴える「法律の限界」

[ 2015年8月2日 11:57 ]

「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔

 お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔(34)が2日に放送されたフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。自身のストーカー被害を踏まえ、法規制の強化を訴えた。

 2年間に渡り苦しんだストーカー行為について改めて語り、「(警察が)親の前で2度と近づいちゃだめですよって言っているんですよ。でもそこから2年間来ていたんですよ」と実際に傷害などを負わされたなどの被害がないと警察が動きづらい法律の現状も説明。

 今回逮捕された村本のストーカーをしていた女子大生について「絶対執行猶予はつく。すぐ出てくるんです。すぐ出てくるのもそうですし、カウンセリングも受けさせないまま同じ状態で出てくる」と更生されないまま釈放される恐怖を語り、「それがストーカーを取り締まる法律の限界なんです」とばっさり言い切った。

 村本がストーカー被害を公表したことで、同様の悩みを持つ人からの相談が村本のツイッターへ次々と寄せられているのだとか。「代表して言えない人の代わりに、偉い人が聞いていたらぜひ変えてもらいたいんです」とストーカー被害に悩む人間を代表して被害者をより守りやすい法律の整備を求めた。

 警視庁などによると、村本につきまとったとして今月18日、東京都渋谷区の女子大生(24)がストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。女子大生は今年3~7月に計3回、村本の仕事先の劇場などに押しかけ、つきまとい行為をした疑い。女子大生は約2年前からつきまとい、自宅にも来たため、村本は転居を余儀なくされるなどしていた。

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2015年8月2日のニュース