川栄李奈 卒業後は女優専念「自分じゃない感じが好き」

[ 2015年8月2日 11:12 ]

笑顔で思いを語る川栄李奈

 AKB48の川栄李奈(20)が4日、東京・秋葉原の劇場公演で卒業する。1、2の両日は、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで、AKBのコンサートに参加。5年間に及んだグループ活動の締めくくりに入った。今、その胸に去来するものは何か?本人を直撃した。

 ――あれでバラエティー番組への出演が一気に増えました。でも実はバラエティーは苦手なんですよね?

 「やっぱり疲れますね。自分を明るくしなくちゃいけないじゃないですか!?凄く疲れます」

 ――我々は川栄さんの控えめな性格を知っていますが、視聴者はそれを知りません。

 「私が静かにしてると“あれ、どうしたんだ?”って思われてしまうんです。あれ以来、ファンも増えたんですけど、実際に私に会うと“めっちゃテンション低いね!?”って。だから、一度増えたファンもすぐに減りました(笑い)」

 ――卒業したらもうバラエティーに出演することはない?

 「出ないでしょうね」

 ――何をする?

 「女優に専念します。まずオーディションをたくさん受けたい」

 ――やはり女優業が好き?

 「私は人を信用しないタイプなので、ふだん人に素を見せないんですよ。自分の思ったことも仲のいい子にしか話せない。でも、役を演じたら、いろんなセリフを言えます。そういう“自分じゃない感じ”が好きです。自分のことがあまり好きじゃないというか…(笑い)」

 ――では、最後にファンにメッセージを!

 「いつか、舞台や映画、テレビに私が出ていたら、ぜひ応援してください!」

 ◆川栄 李奈(かわえい・りな)1995年(平7)2月12日生まれの20歳。神奈川県出身。2010年7月、AKBの11期生オーディションに合格。「BKA48」として13年5月発売の「さよならクロール」のカップリング曲「ハステとワステ」でセンターを務める。14年5月、岩手県の握手会襲撃事件で負傷。15年3月、卒業発表。女優としてテレビ東京「セーラーゾンビ」、TBS「ごめんね青春!」など出演。

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