ふなっしー、特派員協会で会見 収入は?平和憲法は?の質問に困惑

[ 2015年3月5日 15:14 ]

 千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が5日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、世界中のメディアから収入や平和憲法について質問されて懸命に答えた。特技のジャンプも披露した。

 最初の質問は平和憲法に対する見解だった。ふなっしーは「めちゃくちゃ深いテーマなっしーなあ…」と考え込んで「何事も平和にいってほしい」と返答。別の記者から「平和シンポジウムで講演を」と頼まれ、「ふなっしーが呼ばれるのは平和な証拠」と話した。

 いまや芸能人並みに活躍するふなっしー。ストレートに「時給はいくら?」と聞いたのは米有力経済紙ウォールストリート・ジャーナルだ。とっさに「ナシ千個くらい」と答えて笑いを誘ったはずが、かえって記者の好奇心をくすぐってしまった。「船橋ではナシ1個いくら?」と掘り下げられて、「計算するの?生々しくなっちゃう」とたじたじだった。

 同協会で昨年記者会見した熊本県のPRキャラクター「くまモン」について「ライバルか?」と尋ねる記者も。ふなっしーは「尊敬している先輩。ライバルじゃなくて一緒にキャラクター界を盛り上げる大事な仲間」と人柄の良さを見せた。

 最後のあいさつでは「感謝、感激、梨汁ブシャー!」の英語訳を通訳に確かめ、「サンキュー!インプレス!ペアジュース ブシャー!」と甲高い声で叫んだ。

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2015年3月5日のニュース