M・ストリープ 共演新人に成功の秘けつ指南「言い続けること大事」

[ 2015年3月5日 12:37 ]

映画「イントゥ・ザ・ウッズ」来日会見を行ったメリル・ストリープ(左)とリラ・クロフォード

 米女優メリル・ストリープ(65)とリラ・クロフォード(13)が5日、出演映画「イントゥ・ザ・ウッズ」(監督ロブ・マーシャル、今月14日公開)の来日会見を都内のホテルで行った。

 「赤ずきん」や「シンデレラ」など童話のその後を描くブロードウェー・ミュージカルの映画化で、魔女役のストリープは3年ぶり4度目の来日。同作でアカデミー助演女優賞にもノミネートされ、「以前、魔女のオファーがあった時は若くていい人すぎたから断ったけれど、今は年を取って意地悪になったから受けたのよ。今までいろいろな挑戦をしてきたけれど、それは幸運に恵まれたから。でも、一生懸命努力はしてきたわ」と冗談めかしながらも、トップ女優の貫録を見せつけた。

 一方、赤ずきん役に抜てきされ映画デビューを飾ったクロフォードは、「5歳の頃から日本の文化に魅力を感じて、いつか来たいと思っていたのでうれしい。本物のお寿司を食べたけれど、米国とは比べものにならないくらいおいしかった」と初々しい笑顔。映画では大ファンだったジョニー・デップ(51)との共演も果たし、「才能があって、アイデアが次々にわき出てくる素晴らしい俳優さんだった」と感慨深げに振り返った。

 そして、「大きな夢がひとつかなったけれど、いつまでも演者であり続けたい。いつか、ジョニーと一緒によく仕事をしているティム・バートン監督と仕事ができたらクールよね」と次なる夢を披露。するとストリープが、「ティムと仕事がしたいって世の中に向けて言い続けることが大事。必ずどこかで聞いてくれるし、彼もバカじゃなかったら電話をしてくるはずよ」と新人女優の才能を認め、アドバイスしていた。

続きを表示

2015年3月5日のニュース