巨人・阿部監督 今季最多12安打も12残塁で2得点黒星に「野球って不思議だなと思いながら見てた」

[ 2024年4月20日 18:08 ]

セ・リーグ   巨人2―6広島 ( 2024年4月20日    マツダ )

<広・巨>9回、横川の登板を告げる阿部監督 (撮影・西川祐介)
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 巨人の阿部慎之助監督(45)は今季最多の12安打を放つも12残塁で2得点止まりという敗戦に首をひねった。

 「なんだろうね。僕が教えてもらいたいぐらいなんだけど」。

 前日19日の同戦では9回までわずか2安打。結局、今季最少の4安打で延長12回をスコアレスドローに終わった。

 試合前まで20イニング連続無得点だった巨人打線。初回1死一、二塁の先制機を逃すと、3回には2死からオコエ、坂本の連打でチャンス拡大のはずがオコエが三塁憤死して反撃機を逃した。

 4回にも長野、大城卓の連打で2死一、二塁としたが、無得点。5回も代打・中山の今季初安打や坂本の今季初&通算185度目猛打賞となる安打などで2死満塁と相手先発右腕・森下を攻め立てたが、またも無得点に終わった。

 その後も6回まで9安打を放ちながら9残塁で無得点が続いた巨人。0―5で迎えた7回には門脇、オコエの連打などで築いた1死一、三塁からチーム12安打目となる岡本和の中前適時打でようやく1点返し、さらに長野の内野ゴロの間にもう1点返して3点差としたが、ひっくり返すことはできなかった。

 「野球って不思議だなと思いながら見てたんだけどね。ヒットをこれだけ打ってもね…」と阿部監督。7試合連続で3点以下、6試合連続で2点以下となかなか点が取れない状況が続いているが、「今日は2点取れたし、なんかいいキッカケになればいいかなと思って」と前向きだった。

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