オリックスドラ6・古田島が渾身のガッツポーズ サヨナラのピンチ背負うも切り抜ける「比嘉さんから…」

[ 2024年4月20日 20:12 ]

パ・リーグ   オリックス3-3ソフトバンク ( 2024年4月20日    ペイペイD )

<ソ・オ>延長11回から登板する古田島  (撮影・成瀬 徹)
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 オリックスのドラフト6位右腕・古田島は、試合後も興奮が収まらない様子だった。

 同点の延長11回に7番手として登板し、3四球を与えて2死満塁を背負うも、牧原大に対してフルカウントから二飛でサヨナラのピンチを脱出。フライが上がった瞬間に新人右腕は思わず飛び跳ね、帽子をたたきつけかけるほど感情を爆発させた。

 「(6回に)阿部さんの後に投げる可能性があって、その時に投手コーチの方から“満塁だったら足を上げて良いよ”と言われたのを思い出して、足を上げて投げました。そこだけ冷静になれました」

 土壇場でピンチをくぐり抜け、今季5試合目の登板でプロ初ホールドを記録。「比嘉さんから、毎日が都市対抗だと思って行けって言われていました」と語る24歳右腕は、「それまでの課程がひどいんで。点差がない場面でいくのが初めてだったので、この経験を糧にして頑張っていきたい」と決意を込めていた。

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