ロッキーズのミューレンス打撃コーチが航空規則違反?連邦航空局が調査開始 ロッテ、ヤクルトでプレー

[ 2024年4月20日 04:43 ]

ロッキーズのヘンスリー・ミューレンス打撃コーチ
Photo By AP

 ロッキーズのヘンスリー・ミューレンス打撃コーチ(56)が自身のSNSに投稿した動画を巡り、米連邦航空局(FAA)とユナイテッド航空が調査に乗り出していると、米スポーツ専門局「ESPN」が19日(日本時間20日)に報じた。

 問題の動画は、4月10日(同11日)にロッキーズが利用したデンバー発トロント行のチャーター機のコクピット内で撮影されたとみられる。同コーチが操縦席に座っている様子が撮影されており、投稿には「デンバー発トロント行の飛行機のコクピットはとても楽しかった。この素晴らしい経験をさせてくれた機長と副操縦士に感謝します」と書かれていた。すでにこの動画は削除されているという。

 ユナイテッド航空は「巡航高度で自動操縦が作動している間に、無許可の人間が操縦室にいるように見える映像に、我々は非常に動揺している。安全および運行方針への明らかな違反として、当社はこの問題をFAAに報告し、その調査中は当該パイロットを勤務から外します」との声明を出した。

 FAAの報道官は「調査に関する詳細についてのコメントは控える」とした一方で「連邦規則により特定の個人による操縦室へのアクセスは制限されている」と指摘している。

 ミューレンス氏は94年にロッテ、95、96年にヤクルトでプレーし、3シーズンで77本塁打を記録した。

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