中日・高橋宏 初フリー打撃登板“由伸フォーム”大乱調も立浪監督は見守る「自分で考えてやっている」

[ 2024年2月12日 05:45 ]

中日・高橋宏
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 中日・高橋宏が今キャンプ初のフリー打撃に登板し、課題を残した。打者3人に42球を投げて安打性の当たりは3本。1死球を含めて半数近い20球のボール球を数えた。

 「抜けたり、当てたり課題も出ました。シュート回転が多かったし、肘が下がるなどフォームも崩れていた」

 1人目の細川に対して初球から6球連続で外れ、中前へ打ち返された後に死球など荒れた。シュート回転改善のため途中から逆回転のカットボールを試投。「シーズン中もあることだと思うので、どんなことをしたら修正できるか試しました」と模索した。

 2年連続で合同自主トレしたドジャース・山本のように、左足を高く上げずクイック気味に体重移動する独特のスタイルを習得中。立浪監督は「自分で考えてやっていますし、期待している投手ですから、いい方向へいってくれたら」と昨春は修正を命じた“由伸フォーム”について見守る姿勢を示し、高橋宏も「シュート回転する球を減らせるように」と力を込めた。(湯澤 涼)

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