伊集院光「帝京から3チーム出ていいと思う」 少子化、野球人口減少へ大胆な“改革案”提言

[ 2024年2月12日 16:28 ]

伊集院光
Photo By スポニチ

 日本ハムの元内野手で、タレントの杉谷拳士(33)がMCを務めるテレビ朝日「杉谷拳士が取材中」(水曜深夜2・47)が7日深夜に放送され、大の野球好きで日本ハムファン歴50年を誇るタレントの伊集院光(56)がゲスト出演。高校野球の改革案を提言した。

 2024年のシーズン開幕を前に“今だからこそ野球界のことを考えたい”をテーマに「日本ハム」「プロ野球」「高校野球」を盛り上げる“秘策”を2人で話し合った。

 伊集院は大前提として「一番大事なのは、野球界全体を構築し直したほうがいい」とコメント。

 そして、高校野球については「本当はサッカー部と野球部と陸上部、全部入っていいと思います」と、米国では当たり前になっている野球とアメフトなど複数のスポーツをこなす制度にしてもいいとまずは語った。

 「もったいないし、いま“芸人草野球”ってやってて。帝京で一回も試合に出れなかったって子とかメチャクチャ上手ですよ」と杉谷の母校でもある高校野球の名門、帝京高校野球部出身の芸人についても触れ「オレは、ルールの整備は大変だけど、帝京から(予選に)3チーム出ていいと思う」と提言。

 「僕、健全な野球少年で、街で3番目に野球うまいヤツが3年間一回も野球の試合出てませんみたいなことを、いつまでやってるつもりですか、と。もちろん、控えで学ぶことはあるのは確かなんだけれども、やっぱり、この少子化のなかでそういうことをしている場合ですかねってちょっと思って」。

 また、年々厳しさを増している夏の猛暑にあって予選や甲子園での本大会がともに過密日程で行われることについても「高校野球の運営を企業に報告をさせたうえで健全なままやらせて、上がってきたお金で選手たちがなるべく長く宿泊できたりとか」と提言。

 ここで杉谷が「ちょっと僕、寂しいんですね。高校野球で見てて背番号1が投げてない試合がたくさんあって。過密日程で肩・肘が…。そうしたら日程を空けてでもベストなチーム状態で戦ったほうが面白いのかなと思いながら」とすると、伊集院は過密日程解消に向けて「大胆なところで、高校野球ファンでお怒りになる方もいるんですけど、僕は地方の大会で4大ドーム、5大ドームで少し(チーム数を)減らしてから伝統の甲子園は試合数を減らしたっていいと思ってる。そうすると、甲子園に出るっていうことに意味があるんだって反対意見があるのはもうよく分かる。そこは徹底的に話したうえで、選手ファーストだったりとか、教育ファーストだったりとか、決めていったほうがいいと僕は…」となおも熱く語っていた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月12日のニュース