ヤクルト・田口 大トリ“高津流”ブルペン 指揮官から調整法学び「しっかりトレーニングの期間を設けた」

[ 2024年2月12日 05:30 ]

ブルペン投球する田口(撮影・尾崎 有希)
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 守護神らしく大トリを務めた。ヤクルト・田口が第3クール2日目に、今キャンプ初めてブルペンで本格的な投球練習を行った。変化球も交えて65球。同僚たちが投げ込みで肩をつくる中、独自調整を続けるのには明確な理由があった。

 「プロに入って一番遅いピッチング。シーズンを戦い抜く強い体をつくるために、しっかりトレーニングの期間を設けた感じ」。第1クールから傾斜を使ってキャッチボールは行っていたが、沖縄県内のボクシングジムに通うなどして肉体を強化。リリーバーとして日米で活躍した高津監督に現役時代の調整法を問うと、ブルペン入りは2月14日頃という返答があった。

 「長年、抑えを務めた大先輩からしっかり学びながら」。燕の守護神はセオリーにとらわれることなく進化を目指す。(重光 晋太郎)

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