ドジャースOB石井一久氏 大谷個人専用の球場内移動用ゴルフカートに「聞いたことない」

[ 2024年2月12日 10:16 ]

2018年に大谷翔平(左)を取材する石井一久氏(右)
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 ドジャースOBの楽天・石井一久シニアディレクター(50)が12日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャースの後輩にあたる大谷翔平投手(29)について語った。

 移籍1年目の大谷が自らチームメートにあいさつをすると発言したことに、石井氏は「キャリアは凄い選手なんですけども、入ってきたのは大谷選手が後ということで壁をつくらないように自分からしていきたいと思うんじゃないですかね。スーパースターなので相手が壁をつくってしまう可能性もある。自分から行くのはコミュニケーションとして、チームプレーヤーとしての自覚じゃないかと思います」と話した。

 自身の経験からも同僚とのコミュニケーションについて「取らざるをえないですよね。チームメートになるので、助けてくれたり、手助けしたりしてコミュニケーションは取れました」と振り返った。

 石井氏はスポニチ評論家時代の2018年に当時エンゼルスの大谷を取材。その経験から「大谷選手は目標設定が凄くしっかりしている。この目標を達成するにはという曲げない信念がありますよね。自分がこういうふうになりたい、将来的に飛距離を伸ばしたいとかそこに向けてのトレーニング方法はブレないですね」と語った。

 石井氏は番組の中継映像の中で、旧知のドジャーススタッフが映ったと説明。「日本語も英語もしゃべれるスタッフが何人もいるのはドジャースのいいところ。通訳だけじゃなく、トレーナーだったりいろんな環境に日本語をしゃべれるスタッフがいる。スタッフもしっかり仕事をしてくれる歴史がある」と過去に何人も日本選手が所属してきた球団の手厚いサポートがあることも明かした。

 また、広大なキャンプ地をスムーズに移動するため、大谷個人専用のゴルフカートが用意されたことには「聞いたことがない」と驚いた様子だった。

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